『オオウメガサソウ』(大梅笠草)
おはようございます。
「梅雨の中休み」というよりは
梅雨らしくない 日々が続いています。
『雨の紫陽花』は
オアズケ状態です
そこで 6月上旬に
撮影する機会がありましたので
オオウメガサソウのお話を…
皆さんは 「水族館」や「動物園」の
バックヤードツアーに 参加したこと
ありますか?
普段見ることの出来ない
水槽の裏側(お魚の楽屋)や 餌の調理
水処理装置 (濾過機とか) 説明を受けながら
一般の方 立入禁止の扉を開けて 進む
アレでございますよ
今回は ひたちなか自然の森にある
「特別保護区」を期間限定でのツアーです
ガイド 菊池さんの お顔の横「案内地図」に
濃いグリーンのラインがありますが
そこに立入れるのです (^^)
いざ 林の中へ
「あら かわゆす!」
一般の林道ですけど
可愛らしい赤い実が…(汗)
『ドクウツギ』です
トリカブト、ドクゼリにならぶ
日本三大有毒植物です
食べると 痙攣 呼吸困難で
死にいたるそうです
ブルーベリーの代わりに
アイスに入っていても
不自然ではなさそう(コワっ!)
意外と身近なところに
恐るべしっ!
そして
いよいよ 特別保護区へ
入っていきます
オオウメガサソウは、マツの根共生菌と
共生しているため マツ林がなくては生きていけません
マツ林の維持には 人手が必要です
その マツ林は 年々荒れ マツからコナラへ
推移しています
まして
日本では 北海道 青森 岩手 そして
茨城のごく限られた場所にしか
生育していません(準絶滅危惧)
地上では、数株〜の群落に見えますが
それぞれが 地下茎(根)で 繋がっている
「ひと株」のため 移植が難しいそうです
そして、小さいけれど(10〜15㎝)
名前に「草」が 付いているけど
立派な常緑樹とのことです
名前の由来は 「梅が笠をさした様な」
ウメガサソウの、大型ということで
「オオウメガサソウ」(大梅笠草)
うつむくように咲く
可憐な花から 「森の妖精」と呼ばれて
います
普段は入れない
特別保護区に別れをつげ
ガイドの菊池さんに
感謝しつつ
気になりだすと
意外と身近にある「ドクウツギ」に
ビビりながら
(結構 サイクリングロード に
フツーに 生えてるんですけどー
美味しそうにっ!)
海浜公園を後にしました〜
また
何かのツアーに
参加した時には お知らせいたします〜
では
よい 日曜日を!
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